まさかのハートフルなほのぼのバディ映画だったー…。
ヴェノム観てきました。ダークヒーローものって中二病心をくすぐりますよね。
ええ、あしゅらんも実は昔、闇とか暗黒の力をよく使ってました。いえ、過去の話です。
作品情報
原題:Venom
公開年:2018年
監督:ルーベン・フライシャー
脚本:スコット・ローゼンバーグ、ジェフ・ピンクナー、ケリー・マーセル、ウィル・ビール
出演:トム・ハーディ、ミシェル・ウィリアムズ、リズ・アーメッド、スコット・ヘイズ、リード・スコット
製作国:アメリカ
ジャンル:アクション・SF・アドベンチャー
マーベル・コミックスの帝王スタン・リーもカメオ出演しています。
<あらすじ>
宇宙空間からある物質を持ち帰ったライフ財団の宇宙船。しかしトラブル発生で地球に墜落。
ライフ財団の代表ドレイクは、危険な思想を持っており、回収した宇宙物質(シンビオート)を使った人体実験を進めていた。
ジャーナリストのエディ・ブロックは、ライフ財団の事件を調査していたが、正義感の強さが仇となり会社をクビに。
さらには彼女にも振られて踏んだり蹴ったりの荒れた生活を送る中、とある情報を手に入れ、研究所に忍び込んだエディ。
しかしそこでシンビオートに寄生され…。慌てて逃げだすものの、頭の中の別の声(ヴェノムの声)に悩まされることにー…。
<感想>
いや〜〜〜良い意味でのギャップ感にやられます。
鑑賞前と鑑賞後でヴェノムに対するイメージがガラリと変わるので観る価値はあると思います笑。
うしおととらのとら。
寄生獣のミギー。
血界戦線 のブローディ&ハマー。
動物のシャチ。
上記のものが好きな人にはきっと刺さります!!(笑)
後半の展開はポンポンと進むのでバトルシーンなんかはあっさりと観れます。
そしてマーベル映画にはいつもカメオ出演されているスタン・リーさん。
出演時、普通に立って話していたものだからまだまだ現役だなあって思っていたものの、まさかの翌日の11月12日に訃報のニュースが流れてビックリしました・・・。スタン・リーさんのご冥福をお祈りしてます。(次回のマーベル映画が最後のカメオ出演のようです、、、)
ありがとうスタンリーじいちゃん。
以下ネタバレあり。
<ネタバレ感想>
ヴェノム君ちょっと主人公のエディに一目惚れ過ぎてビックリです。
どうやら寄生する時に宿主の頭の中を見れるみたいで、ヴェノムが主人公の負け犬気質なところに共感を持ったらしいんですが、それにしてもベタ惚れ過ぎるのでは?って思いました。笑
主人公のエディ、ヴェノムから離れる為に一回裏切ったのを助けに行くってどれだけ好きなんでしょうねエディのこと…そんなところが一途で健気で可愛く見えてきちゃう。
主人公とヴェノムとヒロインの組み合わせのシーンとても好きです。「3人で俺らはヴェノムだ!感」があってとてもイイと思います。ヒロインのメンタルがすごくつよい。
あと人間食べちゃってるけどこれってさりげなく主人公がカニバリズムっちゃってる事になりますよね。
ヒーローもので人食べちゃうのはなかなか無いような。その辺りはダークヒーロー感あっていいですね。
考察
シンビオートに適応できる宿主ってそうそう居ないんですかね。
単に効率性を考えると、どんどん寄生して弱ったらさっさと使い捨てて次から次へと寄生するのが一番手取り早いような気もするんですけども、リーダーもヴェノムもなんだかんだで必死だったのは気になるところ。
特にリーダーに至ってはめちゃんこ強いのに女性ばかりに寄生してたのには何か裏設定があるのかも。
女性→おばあちゃん→少女…笑。
ひょっとしたら抵抗力の弱い人間じゃないと寄生がしにくかったりするんですかね。そう考えるとやっぱりもう少しシンビオート側の説明が欲しかったですね!!笑
2匹のシンビオートが死んだあたりも、研究員たちがうっかり2回も過失を起こすとは思えないので、皆研究に対して違和感を感じていたのかな、と。
みんな研究の目的知らずに研究してそうでしたし。
次回作ではじっくり関係性を描かれるのかとても楽しみです。
最後のあのシーンは「羊たちの沈黙」のハンニバルのオマージュかと思いました。
カーネイジと対決するのかな〜。楽しみです。
最後に。
一家に一台、ヴェノムが欲しい。
ベイマックスならずヴェノマックス。良いと思います。
We are Venom!!!
観る前と観た後のイメージの差がすごいです(いい意味で)
ヴェノムかわいい。一家に一台欲しい(?)#鑑賞感想落書#ヴェノム#venom pic.twitter.com/SYSx8tc4Uc— あしゅらん⊿ ◝('ω')◜ (@asyuran4810) November 12, 2018